日本の古典 ― 文学・俳句・浮世絵
源氏物語や方丈記から漱石・芥川まで、芭蕉・子規の俳句と北斎・広重の浮世絵 ― どんな作品で、なぜ今も読まれ、見られるのか。
- 「春はあけぼの」の先へ:海外から読む『枕草子』と清少納言――三巻本、翻訳、名探偵になった作者
『枕草子』は清少納言が定子の後宮で書いた随筆で、類聚・日記・随想の章段からなります。成立の謎、本文の異同、英訳や海外での受け止め方を紹介します。
- 『方丈記』とは?「ゆく河の流れは絶えずして」の意味と、鴨長明が書き残した五つの災厄
『方丈記』は鴨長明が1212年に書いた随筆。冒頭「ゆく河の流れ」の意味、大火・辻風・遷都・飢饉・大地震の記録、方丈の庵の暮らしをやさしく解説します。
- はじめての『源氏物語』:紫式部が描いた光源氏と平安の宮廷
『源氏物語』は、11世紀初めに紫式部が書いたとされる長編物語で、光源氏の生涯と恋、その次の世代までを描きます。はじめて読む人のための案内です。
- 夏目漱石『こころ』のあらすじを上・中・下で解説|先生の遺書とKの秘密、先生はなぜ死を選んだのか
鎌倉で出会った「先生」は、親友Kを裏切った過去を抱えていた。夏目漱石『こころ』のあらすじを上・中・下に分け、Kの死と先生の決意、作品の背景をやさしく解説します。
- 歌川広重とはどんな絵師?『東海道五十三次』の特徴、ヒロシゲブルー、ゴッホが模写した『名所江戸百景』
歌川広重は『東海道五十三次』『名所江戸百景』で知られる江戸の浮世絵師。火消しの家に生まれた生涯、作品の特徴、ゴッホやモネへの影響をやさしく解説します。
- 画狂老人・葛飾北斎の生涯:「神奈川沖浪裏」と「富嶽三十六景」が生まれるまで
葛飾北斎(1760–1849年)は「神奈川沖浪裏」を含む「富嶽三十六景」で知られる浮世絵師です。30以上の画号、88歳まで続いた挑戦、世界への影響を紹介します。
- 芥川龍之介『羅生門』のあらすじと結末|下人はなぜ盗人になったのか、最後の一文はなぜ変わったのか
職を失った下人が羅生門の上で死人の髪を抜く老婆に出会い、その言い分を逆手に取って着物をはぎ取る物語。あらすじ、結末の改稿、典拠をやさしく解説します。
- 語り物としての『平家物語』――琵琶法師と当道座、覚一本、そして寂光院の鐘で閉じる無常の物語
『平家物語』は源平合戦での平家の滅亡を描く軍記物語で、琵琶法師の語りから生まれました。作者説、覚一本、当道座の歴史、灌頂巻まで読み解きます。
- 作者不明の「物語の祖」――『竹取物語』を大人の目で読み直す:五つの難題と羽衣の意味
『竹取物語』は平安前期に成立した作者不明の物語で、かぐや姫の求婚譚と月への帰還を描きます。成立の手がかりや羽衣の意味など大人向けの視点で読み直します。
- 松尾芭蕉の生涯と「古池や」の句:旅に生きた俳聖をやさしく読む
松尾芭蕉(1644–1694年)は「古池や蛙飛び込む水の音」や『おくのほそ道』で知られる俳諧の大成者です。生涯と代表句、句の味わい方を紹介します。
- 正岡子規とは何をした人?「柿くへば鐘が鳴るなり法隆寺」の意味と、俳句を近代文学にした34年の生涯
正岡子規は明治の俳人・歌人で、写生を唱えて俳句と短歌を革新しました。「柿くへば」の句が生まれた背景、漱石との友情、野球、病床の日々をやさしく解説します。