古代世界の神話と英雄
ギリシャ神話と古代の叙事詩、千夜一夜物語、そしてハンムラビからアッティラまで古代世界の有名人物。
- 「歴史の父」と「嘘の父」――ヘロドトスの『歴史』はどこまで信じられるのか
ヘロドトス(前484頃–前425頃)はペルシア戦争を描いた『歴史』の著者。キケロが「歴史の父」と呼んだ理由と、「嘘の父」と批判された理由をまとめました。
- アキレウスの弱点はなぜ踵だったのか?トロイア戦争最強の英雄の生涯と最期
アキレス腱の語源になった英雄アキレウス。踵が弱点になった伝説の出どころ、『イーリアス』で描かれた怒りと戦い、そして誰に討たれたのかを解説します。
- アッティラはなぜ「神の鞭」と恐れられたのか?ローマに金を払わせたフン族の王の素顔
フン族の王アッティラは434–453年、東ローマに大量の金を払わせ、ガリアとイタリアに攻め込みました。一方で食器は質素、刺客の使節も丁重に帰した意外な一面も。
- アレクサンドロス大王はどのようにして30歳までに広大な帝国を築いたのか?
アレクサンドロス大王が、アリストテレスの教育を受けた若き王として、ペルシア遠征からインド侵攻まで戦いに敗れず帝国を築き上げた歩みと、それを日本語で表現するための学習フレーズを整理する。
- カエサルはなぜ暗殺されたのか?ルビコン川から「3月15日」まで
内戦に勝ち終身独裁官となったユリウス・カエサルは、紀元前44年3月15日に元老院議員たちに刺殺されました。その出世と暗殺の理由をわかりやすく解説します。
- クレオパトラは本当に美人だったのか?多言語を操った最後の女王
古代の伝記作家プルタルコスは、クレオパトラの魅力を容姿より人柄と機知に見ました。エジプト語を学んだ初の女王の生涯と、謎の多い最期を解説します。
- スパルタクスは実在した?ローマを揺るがした剣闘士の反乱
スパルタクスは実在の人物で、紀元前73年から71年にかけて数万の逃亡奴隷を率いてローマと戦ったトラキア人の剣闘士です。わかっていることと伝説の境目を解説します。
- ツタンカーメンは暗殺されたのか?19歳の死因とファラオの呪いを最新研究で検証
暗殺説は根拠が崩れ、現在はマラリアと脚の骨折の組み合わせが有力です。「呪い」も数字で見ると成り立ちません。
- ネフェルティティの胸像は何がすごい?謎の王妃と消えた最期
ベルリンの胸像で有名な古代エジプト王妃ネフェルティティ。アテン信仰、記録からの消失、女性ファラオ説、胸像の秘密をわかりやすく紹介します。
- ネロは本当にローマに火をつけたのか?「燃える都で竪琴を弾いた」伝説を史料で検証
おそらく放火犯ではありません。タキトゥスによれば大火の発生時ネロはアンティウムにいて、急いで戻り救済を指揮しました。竪琴の話は敵対的な後世の噂です。
- ハンニバルと象のアルプス越え:カルタゴの名将はなぜローマを倒しかけ、敗れたのか
ハンニバル(前247–前182年ごろ)は、象を連れてアルプスを越え、カンナエでローマ軍を包囲殲滅しながら、最後は戦争に敗れたカルタゴの将軍です。戦い方と最期を紹介します。
- ブーディカはなぜローマに反乱を起こしたのか?ロンドンを焼いたケルトの女王
紀元60〜61年ごろ、ケルト系イケニ族の女王ブーディカはローマに反旗を翻し、ロンドンなど三つの町を焼きました。反乱の理由と結末を解説します。
- プロメテウスはなぜ罰を受けたのか?人類に火を与えた神と、毎日肝臓を食べられる罰の神話
ゼウスをだまし、天界の火を盗んで人間に与えたプロメテウス。いけにえの分け方をめぐる策略から罰の中身、ヘラクレスによる解放までをまとめました。
- ヘラクレスはなぜ12の功業に挑んだ?ギリシア神話の英雄の物語
ヘラクレスの「12の功業」は、女神ヘラに狂わされてわが子を手にかけた罪のつぐないでした。10が12になった理由と功業の一覧、神話が今も伝えることを解説します。
- メドゥーサはなぜ怪物になった?見た者を石に変えるゴルゴーン神話の本当の姿
メドゥーサは生まれつきの怪物か、女神に罰せられた美女か。古代ギリシアの伝承とオウィディウスの物語、ペルセウスとの戦いをわかりやすく整理します。
- 引き分けを勝利と刻んだファラオ――ラムセス2世とカデシュの戦い、世界最古の平和条約、アブ・シンベル
ラムセス2世は前1279–前1213年の66年間エジプトを治めた王。カデシュの戦い、現存最古の平和条約、アブ・シンベル神殿から「大王」と呼ばれる理由を解説。
- 十年かけて家に帰った王の物語:ホメロス『オデュッセイア』のあらすじと読みどころ
『オデュッセイア』はトロイア戦争後、英雄オデュッセウスが十年かけて故郷イタケーへ帰る古代ギリシャの叙事詩。あらすじ・登場人物・テーマを解説。
- 女王ハトシェプストはなぜ付け髭をつけ、死後に名前を消されたのか?
古代エジプトで約22年王として君臨した女性ハトシェプスト。男装の理由、プント遠征、死後に名前が削られた謎をわかりやすく解説します。
- 石に刻まれた「目には目を」――バビロンのハンムラビ王と法典の本当の中身
ハンムラビは前1792頃–前1750頃にバビロンを治め、メソポタミアを統一した王。玄武岩の石碑に刻まれた法典と「目には目を」の意味を解説します。
- 怒りで始まり涙で終わる戦争詩――ホメロス『イリアス』を初めて読む人へ
『イリアス』はトロイア戦争最後の数週間、アキレウスの怒りを追う古代ギリシアの叙事詩。木馬も落城も出てこない理由、あらすじ、人物、主題、表現を紹介。
- 粘土板に刻まれた友情と死の物語――『ギルガメシュ叙事詩』をやさしく読む
『ギルガメシュ叙事詩』は粘土板に残る古代メソポタミアの叙事詩。暴君の王と野人エンキドゥの友情、洪水の生き残り、蛇に奪われた若返りの草までを紹介。
- 命をつなぐ「続きはまた明日」:シェヘラザードと『千夜一夜物語』の成り立ちをひもとく
『千夜一夜物語(アラビアン・ナイト)』は、シェヘラザードが王に語る枠物語でまとめられた中東の説話集。あらすじ、有名な話、起源、影響を解説。