東アジアの古典文学と思想
孔子から源氏物語まで、中国・日本の古典小説と詩人、思想家。
- 「詩仏」王維とはどんな詩人?李白の「詩仙」、杜甫の「詩聖」と並び称される理由
李白が詩仙、杜甫が詩聖なら、王維は詩仏。仏教に深く帰依し、静かな山水を詠んだ唐の詩人・画家の生涯と、「詩中に画あり」と言われた作品を紹介します。
- 「春はあけぼの」の先へ:海外から読む『枕草子』と清少納言――三巻本、翻訳、名探偵になった作者
『枕草子』は清少納言が定子の後宮で書いた随筆で、類聚・日記・随想の章段からなります。成立の謎、本文の異同、英訳や海外での受け止め方を紹介します。
- 『紅楼夢』のあらすじと結末は?「中国の源氏物語」と呼ばれる長編小説をやさしく解説
賈宝玉・林黛玉・薛宝釵の三人を軸に、名家の栄華と没落を描いた清代の長編小説『紅楼夢』。物語の始まりから結末、作者をめぐる謎までまとめました。
- 『三国志演義』入門:物語の流れ、英雄たち、史実との違い
『三国志演義』は、魏・蜀・呉の三国の争いを描いた中国の古典小説です。初めての人向けに、物語の流れ、主な英雄、史実との違いを紹介します。
- 『孫子』の兵法とは何か?「戦わずして勝つ」2500年前の戦略書をわかりやすく
『孫子』は全13篇の古代中国の兵法書で、戦争を高くつく最後の手段と考えました。何が書かれ、なぜ今も経営者に読まれるのかを解説します。
- お釈迦様の手のひらから天竺まで:『西遊記』の孫悟空と三蔵法師、作者の謎まで読み解く
『西遊記』は16世紀明代の中国小説で、三蔵法師と孫悟空たちが天竺へ経典を取りに行く物語。実在の玄奘、作者の謎、あらすじ、人物、影響を解説。
- はじめての『源氏物語』:紫式部が描いた光源氏と平安の宮廷
『源氏物語』は、11世紀初めに紫式部が書いたとされる長編物語で、光源氏の生涯と恋、その次の世代までを描きます。はじめて読む人のための案内です。
- 亜聖・孟子:人は生まれつき善であり、悪い王は退けてよいと説いた思想家
孟子(前371年ごろ–前289年ごろ)は「亜聖」と呼ばれる儒学者で、性善説と、民こそ国でもっとも大切だという考えを説きました。生涯、思想、有名な母の話を紹介します。
- 語り物としての『平家物語』――琵琶法師と当道座、覚一本、そして寂光院の鐘で閉じる無常の物語
『平家物語』は源平合戦での平家の滅亡を描く軍記物語で、琵琶法師の語りから生まれました。作者説、覚一本、当道座の歴史、灌頂巻まで読み解きます。
- 孔子は何を教えたのか?政治に挫折し、教育で歴史に残った「伝える人」
孔子が説いたのは、生まれではなく学びと礼と思いやりで人は立派になれるということ。魯での生涯、13年の旅、『論語』の成り立ちをたどります。
- 作者不明の「物語の祖」――『竹取物語』を大人の目で読み直す:五つの難題と羽衣の意味
『竹取物語』は平安前期に成立した作者不明の物語で、かぐや姫の求婚譚と月への帰還を描きます。成立の手がかりや羽衣の意味など大人向けの視点で読み直します。
- 司馬遷と『史記』:中国最初の大歴史書を書き上げるために一人の男が払った代償
司馬遷(前145年ごろ–前86年ごろ)は、死刑より宮刑を選んでまで『史記』を書き上げた中国歴史学の父です。人物を通して歴史を描いたその生涯を紹介します。
- 詩聖・杜甫:科挙に落ちた青年が、戦乱と人の痛みをうたう詩人になるまで
杜甫(712–770年)は李白の友で「詩聖」「詩史」と呼ばれた唐の詩人です。戦乱、流浪、庶民の苦しみをうたった生涯と、名詩「春望」を紹介します。
- 詩仙・李白の生涯:月と酒と旅を愛した唐の大詩人
李白(701–762年)は「詩仙」と呼ばれる唐代の大詩人です。放浪の生涯、杜甫との友情、中国の子どもがみな覚える「静夜思」まで、わかりやすく紹介します。
- 書聖・王羲之:蘭亭の宴と、1300年だれも見ていない最高傑作
王羲之(303年ごろ–361年)は中国史上もっとも偉大な書家とされる「書聖」です。蘭亭の集い、『蘭亭序』、そして真筆が一つも残っていない理由を紹介します。
- 松尾芭蕉の生涯と「古池や」の句:旅に生きた俳聖をやさしく読む
松尾芭蕉(1644–1694年)は「古池や蛙飛び込む水の音」や『おくのほそ道』で知られる俳諧の大成者です。生涯と代表句、句の味わい方を紹介します。
- 蘇軾(蘇東坡)が左遷先で書いたもの:赤壁賦、寒食帖、そして東坡肉の伝説
蘇軾(1037–1101年)は北宋の詩人・文章家・書家。王安石の改革を批判して何度も流され、黄州や海南島での流謫の日々に代表作を生んだ。生涯と作品を紹介する。
- 白居易(白楽天)はなぜ日本でこれほど愛されたのか?『源氏物語』にも引かれた唐の詩人
「長恨歌」で知られる唐の詩人・白居易。平安の貴族が『白氏文集』を愛読した理由、わかりやすい詩風、左遷と西湖の堤まで、生涯をたどります。
- 梁山泊の百八人と作者の謎:『水滸伝』の成り立ち、三つの版本、そして江戸の水滸伝ブーム
『水滸伝』は施耐庵作と伝わる明代の長編小説で、梁山泊に集う百八人の好漢を描く。作者論争、版本ごとの結末、江戸日本への影響まで整理。
- 老子は実在したのか?謎の思想家と『老子道徳経』の正体
老子が本当にいたかは誰にも証明できません。司馬遷の伝記、出土した古い写本、そして『道徳経』の教えから、その謎をひもときます。